AAR Japanが日本・海外でコロナ緊急対応を開始

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新型コロナウイルスの感染拡大が続き、世界の感染者数が100万人(米国ジョンズ・ホプキンス大学・4月3日現在)を超える中、AAR Japan[難民を助ける会]は、日本国内の障がい福祉施設、およびトルコ、パキスタン、アフガニスタンなどでマスクや消毒液の緊急配付に向けた情報収集と物資調達を進めています。

AARが3月末、日本障害フォーラム(JDF)、日本障害者協議会(JD)など関連団体を通じて実施した緊急調査で、全国の多くの障がい福祉施設でマスクや手袋、消毒液など衛生用品が不足し、危機的な状況にあることが確認されました。こうした施設では、医療機関と同様に衛生用品の必要性が高いにもかかわらず、公的支援が行き届いていないのが現状です。AARは障がい福祉施設を対象として、衛生用品のほか、障がいに応じて必要な人工呼吸器、たんの吸引機などの配付に向けて、支援企業などの皆様との協働を通じて、物資調達を急いでいます。

海外では、AARがシリア難民支援事業を実施しているトルコ、水・衛生事業に取り組んでいるパキスタンで、衛生用品の緊急配付および啓発活動を実施します。トルコでは新型コロナウイルスの感染者数が1万8,135人(同国保健省・4月2日現在)に上り、政府が外出自粛要請を発令しました。パキスタンでも2,291人の感染が報告され(同国保健省・4月2日現在)、いずれも感染拡大の勢いは止まっていません。

AARは現地事務所を通じてニーズ調査を実施し、トルコでは主に都市部に居住するシリア難民への相談対応を開始。また、マスクや消毒液の配付、家賃補助などの支援の準備を進めています。パキスタンでは学校のトイレ・井戸の衛生環境整備を行っていることから、支援対象の学校での石けん・消毒液の配付、手洗い指導などの衛生啓発を計画しています。また、既に1万3,000人を超す死者が出ているイタリア(同国保健省・4月1日現在)への支援も検討中です。

AARは政治・思想・宗教的に偏らず、国内外を問わず、最も弱い立場にある人々を最優先して支援活動を実施しています。日本を含めて、世界中の誰もが等しく新型コロナウイルスの脅威にさらされる中、互いの思いやりと連帯こそが、この難局を乗り越える力になると考えます。皆様の温かいご支援・ご協力をお願い申し上げます。

■ご寄付/支援物資ご提供などのお問い合わせ先
AAR Japan[難民を助ける会] 担当:野際、吉澤
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-12-2ミズホビル7F
Tel: 03-5423-4511  Fax: 03-5423-4450
URL: http://www.aarjapan.gr.jp  mail:info@aarjapan.gr.jp

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